便秘の治療について
便秘とは?症状とスッキリ排便するためのポイント
便秘とは、便を十分にかつ快適に出し切れない状態を指します。
便秘が続くとお腹が張ったり、時には吐き気を感じたりすることもあります。
便秘の治療において大切なのは、1日の排便回数にこだわることよりも、心地よい排便ができるようになることです。
毎日排便があるか、便の硬さや量などを日頃からセルフチェックしましょう。
ブリストルスケールによる便の性状分類
タイプ1/2は便秘を示し、タイプ3/4は水分を多く含まず排便しやすい理想的な便、タイプ5は食物繊維の不足を示し、タイプ6/7は下痢を示す
便秘を引き起こす主な原因と疾患
便秘の原因は多岐にわたり、生活習慣の乱れから疾患に伴うものまでさまざまです。
| 生活習慣・加齢 | 食事や水分の不足、運動不足、気分の落ち込み、加齢による機能低下 |
|---|---|
| 薬剤の副作用 | 抗がん剤、糖尿病薬、鎮痛剤などの服用による影響 |
| 疾患・身体的要因 | 糖尿病、甲状腺機能低下症、がんや手術後の癒着による大腸の狭窄・閉塞 |
大腸の狭窄や閉塞が疑われる場合には、必要に応じて大腸内視鏡検査を受けていただくことも可能です。
気になる症状がある場合は早めにご相談ください。
便秘の治療薬と適切な服用について
便秘の治療には、患者様それぞれの状態に合わせた治療薬の選択が重要です。
作用の異なる薬を適切に使用することで、スムーズな排便をサポートします。
日常生活で自身でできる便秘改善の工夫
お薬の服用とあわせて、生活習慣を見直すことで症状が緩和されるケースが多くあります。以下のポイントを意識してみましょう。
- 適度な運動:ウォーキングやストレッチなどで体を動かし、腸を刺激しましょう。
- 十分な水分補給:こまめな水分摂取を心がけてください。※心臓病などの持病がある方は、摂取量について医師の指示に従ってください。
- 食生活の改善:食物繊維を多く含む食材や、乳酸菌製品を積極的に取り入れましょう。
- 排便習慣の確立:十分な睡眠、ストレスの軽減を心がけ、トイレを我慢しないことが大切です。
